雲上の楽園 五色ヶ原へ (2)
8月27日 立山室堂から5時間かけて訪れた五色ヶ原
広い大地はすでにチングルマやコバイケイソウなどの夏の花が終わり、ちょっぴり寂しい風景でしたが
山荘から見る展望は素晴らしかった。
同じ時間に山荘へ到着した人たちと展望を煮ながら美味しいビールで乾杯!
こんなにいい展望を見ることができただけでも幸せなこと。
花のピークも終わって山荘の宿泊者も少なく、居合わせた人たちと楽しく時間を過ごせました。
残念なのは夕方から天気が悪くなり夕暮れのショータイムや星空を見ることができなかったこと。
次の朝も上空はどんより厚い雲に覆われてました。
夜明け前、4時半過ぎにヘッデンを点けて山荘を出る。 雲の隙間から朝焼け色の山並みが美しい。
↑この写真は偶然撮れた1枚。 ありえない風景になってます。 ただのブレとも言えますが多重露光ではありません。
登ってきた斜面を下り、ザラ峠から獅子岳まで400m近い登り
どんどん明るくなっていく空ですが雲が取れず・・・
斜面を登りながら五色ヶ原の山荘を眺める。
今度は花満開のときに再訪したい 五色ヶ原山荘
山と雲の隙間から 富士山の山頂がひょっこり顔を出す。 向こうは晴れてるのかな?
山荘までのルートには夏に花盛りだったコバイケイソウの花畑がたくさんありました。
残念ながら花の時期は終わって種になってました
数年に一度しか咲かないコバイケイソウ 今年は当たり年で見事だったとか。
8月上旬が見ごろだぅたのかな~また見ることができるのは数年後
雪解けが遅かった場所で少しだけ見ることができました
手の届かない谷底に向かっては まだ花盛りのコバイケイソウの花畑
ハクサンイチゲもまだ咲いてるところがありました。
2日目の予報は晴れでしたが、ガスガスでほとんど展望がないものの花がたくさん咲いてて楽しいもの。
雷鳥さんにも出会えて これもまた嬉しい。
ガスが出て太陽が出ればブロッケン現象にも出会えたり。
こちらはイワヒバリ? 雪渓の上で餌を啄む多くの姿を見ました。
室堂から雄山や剱岳に向かう人が多い中、こちらのルートは人が少なく
この日もここですれつがった人は数名のみ。 ほとんどは五色ヶ原から薬師岳へ向かう人のようで
平日だけに静かで良いルートです。
登ったり下ったりハシゴがあったり
五色ヶ原から浄土山まで4時間
そこから一ノ越山荘経由で室堂へ戻ります。
一ノ越し山荘前は中学生らしき団体さんで賑わい これから雄山登山のようでした。
前日も雄山の山頂は500名ほどの学生登山の団体さんで賑わっていたそうです。
五色ヶ原から早朝に出たために、下山予定時刻まで余裕で室堂散策できそうですが、
あまり天気も良くなくて・・・。
続く
by karune3
| 2013-09-02 22:31
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